共働きで副業するなら何がおすすめ?会社員でも始めやすい副業10選

共働きで副業を検討する会社員向けに、始めやすい副業10選を紹介する 仕事・資格

「共働きでも無理なく続けられる副業はある?」

「本業や家事、育児で忙しいけれど、もう少し収入を増やしたい」

共働き家庭で副業を始めようと思っても、仕事が終わってから家事や育児があり、自由に使える時間はそれほど多くありません。

収入の高さだけで副業を選んでしまうと、作業時間を確保できなかったり、納期に追われたりして、途中で続けられなくなることもあります。

そのため、共働きの会社員が副業を選ぶときは、「どれくらい稼げるか」だけでなく、「限られた時間で無理なく続けられるか」を確認することが大切です。

この記事では、共働きの会社員でも始めやすい副業を10種類取り上げ、初期費用、必要な端末、即金性、作業時間の自由度などを比較します。

  1. 共働き・会社員におすすめの副業10選を比較
  2. 共働きで副業するなら目的と使える時間から選ぼう
    1. すぐに収入を得たいなら即金性を重視する
    2. 将来の収入源を作りたいなら資産性を重視する
    3. 本業の経験を生かせる副業を選ぶ
    4. 平日に確保できる時間を先に決める
  3. 共働きの会社員が副業を選ぶ5つのポイント
    1. 在宅で完結できるか
    2. 初期費用を回収できる見込みがあるか
    3. 30分から1時間単位で作業できるか
    4. 本業や家庭に支障が出にくいか
    5. 収入以外にスキルや実績が残るか
  4. 共働き・会社員でも始めやすい副業10選
    1. ブログ運営
      1. ブログ運営の基本情報
      2. ブログ運営のメリット
      3. ブログ運営のデメリット
    2. Webライター
      1. Webライターの基本情報
      2. Webライターのメリット
      3. Webライターのデメリット
    3. オンライン事務・データ入力
      1. オンライン事務・データ入力の基本情報
      2. オンライン事務・データ入力のメリット
      3. オンライン事務・データ入力のデメリット
    4. スキル販売
      1. スキル販売の基本情報
      2. スキル販売のメリット
      3. スキル販売のデメリット
    5. 動画編集
      1. 動画編集の基本情報
      2. 動画編集のメリット
      3. 動画編集のデメリット
    6. AIを活用したコンテンツ制作・資料作成
      1. AIを活用したコンテンツ制作の基本情報
      2. AIを活用したコンテンツ制作のメリット
      3. AIを活用したコンテンツ制作のデメリット
    7. フリマアプリ
      1. フリマアプリの基本情報
      2. フリマアプリのメリット
      3. フリマアプリのデメリット
    8. 写真・イラスト販売
      1. 写真・イラスト販売の基本情報
      2. 写真・イラスト販売のメリット
      3. 写真・イラスト販売のデメリット
    9. アンケートモニター
      1. アンケートモニターの基本情報
      2. アンケートモニターのメリット
      3. アンケートモニターのデメリット
    10. ポイ活
      1. ポイ活の基本情報
      2. ポイ活のメリット
      3. ポイ活のデメリット
  5. 共働きにおすすめの副業を目的別に比較
    1. できるだけ早く収入を得たい人
    2. スマートフォンだけで始めたい人
    3. 将来の収入源を育てたい人
    4. 本業の経験を生かしたい人
  6. 家事・育児と副業を両立するためのポイント
    1. 夫婦で副業に使う時間を共有する
    2. 副業時間だけでなく家事・育児のタスクも見える化する
    3. 毎日の目標ではなく週単位で考える
    4. 睡眠時間を削りすぎない
    5. 時短家電や外部サービスは費用対効果で判断する
  7. 副業を始める前に確認したい注意点
    1. 勤務先の就業規則と申請手続きを確認する
    2. 本業の情報や顧客情報を持ち出さない
    3. 「誰でも簡単に稼げる」という勧誘に注意する
    4. 売上・経費を記録し、領収書や電子データを保存する
      1. 企業から仕事を受注する場合はインボイス制度も確認する
  8. 会社員の副業と税金・確定申告の基本
    1. 「20万円」は売上ではなく所得で判定する
    2. 所得が20万円以下でも住民税の申告が必要な場合がある
    3. 普通徴収を選んでも勤務先に知られないとは限らない
    4. 副業の種類によって所得区分が異なる
  9. 共働きの副業に関するよくある質問
    1. 初心者が最初に月1万円を目指しやすい副業は?
    2. スマートフォンだけでできる副業はある?
    3. 副業に使う時間は週何時間が目安?
    4. 副業の所得が20万円以下なら申告は不要?
    5. 育児中でも続けやすい副業は?
    6. 夫婦で一緒に副業をしてもよい?
    7. 投資は副業に含まれる?
  10. まとめ|共働きの副業は収益額より続けやすさで選ぼう
  11. 参考資料

共働き・会社員におすすめの副業10選を比較

今回紹介する10種類の副業を、初期費用や即金性などで比較すると、次のようになります。

副業初期費用主な端末スマホのみ即金性時間の自由度
ブログ運営月1,000円前後からパソコン推奨低い高い
Webライターほぼ0円パソコン推奨中程度中程度
オンライン事務・データ入力ほぼ0円パソコン×中程度案件による
スキル販売0円から内容による案件による中程度
動画編集0円~数十万円パソコン×中程度低め
AIを活用したコンテンツ制作0円~月数千円パソコン推奨案件による中程度
フリマアプリ0円からスマートフォン高い高い
写真・イラスト販売0円からスマートフォン・パソコン低め高い
アンケートモニター0円スマートフォン高い高い
ポイ活0円スマートフォン高い高い

ここでいう「即金性」は、比較的早く報酬や売上が発生する可能性を示したものです。すぐに案件を受注できることや、商品が必ず売れることを保証するものではありません。

また、収益が発生するまでの期間や稼げる金額は、経験、作業時間、案件、ジャンルによって大きく異なります。

「初心者でも必ず月○万円稼げる」と断定できる副業はありません。まずは、自分が確保できる時間や得意なことを整理してから選びましょう。

共働きで副業するなら目的と使える時間から選ぼう

副業には、比較的早く収入になりやすいものと、成果が出るまでに時間がかかるものがあります。

どちらが優れているというわけではありません。副業を始める目的や、1週間に使える時間によって、適した選択肢は異なります。

すぐに収入を得たいなら即金性を重視する

できるだけ早く収入を得たい場合は、作業をした分だけ報酬を受け取りやすい副業が向いています。

例えば、次のような副業です。

  • Webライター
  • オンライン事務
  • データ入力
  • フリマアプリでの不用品販売

Webライターやオンライン事務は、案件を受注して作業を完了すれば報酬が発生します。ブログなどと比べると、収益が発生するまでの流れをイメージしやすいのが特徴です。

また、自宅にある不用品をフリマアプリで販売すれば、比較的早く現金化できる可能性があります。

ただし、受注型の副業は、基本的に作業を止めると収入も止まります。不用品販売も、売れるものがなくなれば継続的な収入にはつながりにくくなります。

将来の収入源を作りたいなら資産性を重視する

すぐに大きな収入にならなくても、将来につながる仕組みを作りたい場合は、制作したものや実績が残る副業を検討してみましょう。

  • ブログ運営
  • 写真・イラスト販売
  • デジタルコンテンツ販売
  • スキル販売

例えばブログでは、過去に書いた記事が検索やSNSなどを通じて読まれ、後から収益につながる可能性があります。

ただし、記事を書けば必ず収益が発生するわけではありません。検索順位の変動があるほか、古くなった情報の更新や記事の修正も必要です。

完全に放置して収入が入り続けるとは限らないため、短期間で結果を求めず、少しずつ積み上げられる人に向いています。

本業の経験を生かせる副業を選ぶ

副業のために、新しいスキルを一から学ばなければならないとは限りません。

本業で日常的に行っている業務が、副業では価値のあるスキルになることがあります。

例えば、次のような経験です。

  • Excelを使ったデータ整理
  • 資料やマニュアルの作成
  • 文章の添削や校正
  • 経理や事務処理
  • デザインや画像作成
  • 採用や人事に関する相談
  • 営業資料やプレゼン資料の作成

自分にとっては「普通にできること」でも、その作業に困っている人から見れば、依頼したい仕事になる可能性があります。

まずはこれまでの業務経験を書き出し、ほかの人の作業を代行したり、困りごとを解決したりできないか考えてみましょう。

平日に確保できる時間を先に決める

副業を始める前に、1日または1週間でどれくらいの時間を使えるか確認しましょう。

「空いている時間はすべて副業に使う」と考えると、家事や育児との両立が難しくなります。

例えば、次のように具体的に決めておくと実行しやすくなります。

  • 平日は週2日だけ、1時間ずつ作業する
  • 土日のどちらかで2時間確保する
  • 通勤時間は情報収集やアイデア整理に使う
  • 子どもの体調が悪い週は作業を減らす
  • 毎日の作業終了時刻を決める

毎日必ず取り組むことよりも、本業や家庭に影響が出ないペースで続けることが大切です。

共働きの会社員が副業を選ぶ5つのポイント

在宅で完結できるか

共働き家庭では、移動時間が必要な副業より、自宅で完結する副業の方が取り組みやすい傾向があります。

本業が終わってから別の勤務先へ移動する場合、実際の作業時間だけでなく、往復の移動時間も必要です。

一方、ブログ、Webライター、オンライン事務などは、パソコンとインターネット環境があれば自宅で作業できます。

ただし、在宅でできる副業でも、決められた時間にオンライン会議へ参加する案件や、短時間での返信を求められる案件があります。

「在宅かどうか」だけでなく、作業時間や連絡時間を自分で決められるかも確認しましょう。

初期費用を回収できる見込みがあるか

副業を始めるために、高額なスクール、パソコン、教材などを勧められることがあります。

しかし、実際に自分に向いているか分からない段階で、大きな初期費用をかける必要はありません。

最初は無料サービスや手持ちの道具を使い、実際に作業を試してから必要なものを追加する方が安全です。

特に、次のような勧誘には注意しましょう。

  • 誰でも簡単に高収入を得られる
  • 短期間で必ず元が取れる
  • 今日中に申し込まなければならない
  • 借り入れをしてでも契約した方がよい
  • 仕事内容より先に高額な費用を請求される

副業は収入を増やすために始めるものです。高額な費用を支払う前に、無料または少額で試せないか確認しましょう。

30分から1時間単位で作業できるか

家事や育児があると、毎日まとまった作業時間を確保できるとは限りません。

そのため、作業を細かく分けられる副業の方が続けやすくなります。

例えばブログなら、「キーワードを調べる」「見出しを作る」「本文を1項目だけ書く」といった形で作業を分割できます。

一方、オンラインでの相談サービスや打ち合わせが必要な仕事は、決められた時間を確実に空けなければなりません。

子どもの体調不良などで予定が変わりやすい家庭では、途中で中断しやすく、再開しやすい副業を選ぶと安心です。

本業や家庭に支障が出にくいか

副業の収入を増やすために睡眠時間を削ると、体調を崩したり、本業で集中できなくなったりする可能性があります。

また、一方が副業に時間を使うことで、パートナーに家事や育児の負担が偏ることもあります。

副業を始める前に、次の点を確認しておきましょう。

  • 副業に使う曜日と時間
  • 家事や育児の分担
  • 子どもの体調不良時の対応
  • 忙しい時期に副業を減らせるか
  • 納期や顧客対応時間を調整できるか

副業だけを切り離して考えるのではなく、仕事、家庭、休息を含めた生活全体で無理がないか判断することが大切です。

収入以外にスキルや実績が残るか

副業を選ぶときは、現在の収入だけでなく、続けた先に何が残るかも確認してみましょう。

例えば、Webライターでは文章力や情報収集力、ブログではWebマーケティングやサイト運営、動画編集では映像制作のスキルが身につきます。

すぐに大きく稼げなくても、本業や転職に生かせるスキルが身につけば、副業に取り組む価値はあります。

反対に、作業時間を増やさなければ収入が増えず、スキルや実績も残りにくい副業は、長期的には負担になる可能性があります。

共働き・会社員でも始めやすい副業10選

ここからは、共働きの会社員でも始めやすい副業を10種類紹介します。

初期費用やメリットだけでなく、デメリットや注意点も確認しながら、自分に合うものを探してみましょう。

ブログ運営

ブログ運営は、自分でWebサイトを作り、記事を掲載して広告収入やアフィリエイト収入を得る副業です。

アフィリエイトとは、記事の中で商品やサービスを紹介し、読者が申し込みや購入をしたときに報酬が発生する仕組みです。

ブログ運営の基本情報

  • 初期費用:無料~数千円程度
  • 運用費用:有料ブログの場合は月1,000円前後から
  • 必要なもの:パソコン、インターネット環境
  • 作業場所:在宅で可能
  • 収益化まで:数か月~1年以上かかる場合がある

ブログ運営のメリット

  • 自分の好きな時間に作業できる
  • 過去の記事から収益が発生する可能性がある
  • 文章作成やWebマーケティングのスキルが身につく
  • 自分の経験や知識を生かせる
  • 顔や本名を出さずに運営することもできる

ブログ運営のデメリット

  • 記事を書いてもすぐに収益が発生するとは限らない
  • 継続的な記事作成や情報更新が必要
  • 検索順位や広告案件の変更によって収益が変わる
  • サーバーやWordPressなどの基本操作を覚える必要がある
  • 一定期間続けても収益がほとんど出ない可能性がある

ブログは、納期に追われず、自分のペースで作業したい人に向いています。

一方で、短期間で収入を得たい人には向いていません。半年以上続けてもほとんど収益が出ない可能性もあるため、長期的な取り組みとして考える必要があります。

生成AIを使えば、キーワードの整理、構成案の作成、文章の見直しなどを効率化できます。ただし、AIが作成した内容には誤りや古い情報が含まれることがあります。

公的制度、税金、法律、医療、商品の仕様などは、必ず公式情報を確認してから公開しましょう。

Webライター

Webライターは、企業や個人から依頼を受け、Webサイトの記事、商品紹介文、コラムなどを書く仕事です。

クラウドソーシングサービスなどで案件を探し、指定されたテーマや構成に沿って文章を作成します。

Webライターの基本情報

  • 初期費用:ほぼ0円
  • 必要なもの:パソコン、インターネット環境
  • 作業場所:在宅で可能
  • 収益化まで:案件を受注し、納品した後

Webライターのメリット

  • 特別な機材がなくても始めやすい
  • 案件を受注できれば比較的早く報酬につながる
  • 文章力やリサーチ力が身につく
  • 得意分野や専門知識を生かせる
  • 経験を積むと継続案件につながる可能性がある

Webライターのデメリット

  • 初心者向け案件は単価が低いことがある
  • 納期や執筆ルールを守る必要がある
  • 修正依頼への対応が必要になる
  • 書くのを止めると収入も止まりやすい
  • 案件探しや応募にも時間がかかる

Webライターは、文章を書くことや情報を調べることが苦にならず、決められた納期を守れる人に向いています。

資格、子育て、仕事、金融、ITなど、本業や生活で得た専門知識がある場合は、その分野の案件を探すと強みを生かしやすくなります。

生成AIをリサーチの補助や誤字脱字の確認に使うことはできますが、案件によってはAIの利用を禁止している場合があります。

受注前にルールを確認し、AIが出力した文章を確認せずにそのまま納品しないようにしましょう。

また、依頼内容や資料に含まれる顧客情報、未公開情報などを、許可なく外部の生成AIサービスへ入力してはいけません。

オンライン事務・データ入力

オンライン事務は、企業や個人事業主の事務作業をインターネット上でサポートする仕事です。

データ入力だけでなく、メール対応、スケジュール管理、資料作成、請求書の整理、顧客情報の管理など、案件によって仕事内容は異なります。

オンライン事務・データ入力の基本情報

  • 初期費用:ほぼ0円
  • 必要なもの:パソコン、インターネット環境
  • 作業場所:在宅で可能な案件が多い
  • 収益化まで:案件を受注し、業務を開始した後

オンライン事務・データ入力のメリット

  • 会社員としての事務経験を生かしやすい
  • ExcelやWordのスキルが役立つ
  • 継続契約につながる可能性がある
  • 専門性が高い業務では単価が上がることがある
  • 自宅で取り組める案件がある

オンライン事務・データ入力のデメリット

  • 決められた時間に対応する案件がある
  • オンライン会議への参加を求められる場合がある
  • 単純なデータ入力は単価が低いことがある
  • 顧客情報や社内情報の取り扱いに注意が必要
  • 子どもの体調不良時でも急な休みを取りにくい案件がある

オンライン事務は、事務職、経理、人事、営業事務などの経験がある人に向いています。

ただし、「好きな時間にいつでも作業できる」とは限りません。平日の日中に連絡できることや、毎週決まった時間に稼働することを条件としている案件もあります。

応募前に、稼働時間、連絡可能な時間、締め切り、急な休みへの対応を確認しておきましょう。

スキル販売

スキル販売は、自分の知識や得意なことをサービスとして出品し、購入者に提供する副業です。

デザインやイラストだけでなく、文章の添削、資料作成、相談、オンラインレッスン、資格試験の学習サポートなど、さまざまなサービスを販売できます。

スキル販売の基本情報

  • 初期費用:0円から
  • 必要なもの:スマートフォンまたはパソコン
  • 作業場所:在宅で可能
  • 収益化まで:サービスが購入された後

スキル販売のメリット

  • 本業や趣味で身につけた知識を生かせる
  • 自分で価格やサービス内容を決められる
  • 在庫を持たずに始められるサービスが多い
  • 実績や評価が増えると継続的に依頼される可能性がある
  • 内容によってはスマートフォンだけでも始められる

スキル販売のデメリット

  • 出品しただけでは購入されないことがある
  • プロフィールやサービス内容を工夫する必要がある
  • 購入者との連絡や修正対応が発生する
  • プラットフォームの手数料がかかる
  • 低価格で出品しすぎると作業負担に見合わない

スキル販売では、特別に珍しい資格や技術がなくても、ほかの人の困りごとを解決できればサービスになる可能性があります。

例えば、「Excelで集計表を作る」「文章を読みやすく整える」「プレゼン資料を見やすくする」といった業務も候補になります。

ただし、勤務先で作成した資料やテンプレートをそのまま転用したり、業務上知った情報を使ったりしてはいけません。

副業では、本業のデータ、顧客情報、未公開の業務ノウハウなどを持ち出さず、自分で作成した素材を使いましょう。

動画編集

動画編集は、撮影された映像にカット、字幕、音楽、効果音などを加え、動画として仕上げる仕事です。

YouTube動画、企業のPR動画、SNS向けの短い動画など、さまざまな案件があります。

動画編集の基本情報

  • 初期費用:0円~数十万円
  • 必要なもの:一定性能のパソコン、動画編集ソフト
  • 作業場所:在宅で可能
  • 収益化まで:編集技術を習得し、案件を受注した後

動画編集のメリット

  • 実務で使える専門スキルが身につく
  • 在宅で作業できる
  • SNS動画など幅広い案件がある
  • 経験や実績によって仕事の幅を広げられる
  • 自分の動画制作にもスキルを生かせる

動画編集のデメリット

  • パソコンの性能によっては買い替えが必要
  • 動画編集ソフトの操作を覚える必要がある
  • 書き出しや修正に時間がかかる
  • 納期前にまとまった作業時間が必要になることがある
  • 素材の受け渡しで大容量の通信が発生する

動画編集は、映像制作に興味があり、細かな作業を繰り返すことが苦にならない人に向いています。

一方、数分の動画でも編集には長い時間がかかることがあります。特に初心者のうちは、想定より作業時間が長くなりやすいため、家事や育児との両立を考える必要があります。

最初から高額なパソコンやスクールを契約するのではなく、無料の編集ソフトや手持ちのパソコンで操作を試し、続けられそうか確認してから機材をそろえましょう。

生成AIを使って字幕のたたき台、構成案、タイトル案などを作ることもできますが、映像や音楽の著作権、素材サイトの利用条件、AI生成物の商用利用条件を確認する必要があります。

依頼者から受け取った未公開動画や社内資料、顧客情報などを、許可なく外部のAIサービスへ入力しないようにしましょう。

AIを活用したコンテンツ制作・資料作成

生成AIを活用したコンテンツ制作は、AIツールを使いながら文章、画像、資料、企画案などを作成する仕事です。

例えば、記事構成の作成、SNS投稿文の作成、プレゼン資料のたたき台、画像制作、動画の台本作成などがあります。

ただし、生成AIに指示を入力するだけで、簡単に収入を得られるわけではありません。

AIが出力した内容を確認し、目的に合わせて修正する力や、依頼者の要望を理解する力が必要です。

AIを活用したコンテンツ制作の基本情報

  • 初期費用:0円~月数千円程度
  • 必要なもの:パソコン推奨、インターネット環境、生成AIツール
  • 作業場所:在宅で可能
  • 収益化まで:スキルを身につけ、案件を受注した後

AIを活用したコンテンツ制作のメリット

  • 文章や資料作成の時間を短縮しやすい
  • さまざまな仕事に応用できる
  • 初期費用を抑えて試しやすい
  • 企画、構成、要約などの作業を効率化できる
  • 本業の経験と組み合わせることで差別化しやすい

AIを活用したコンテンツ制作のデメリット

  • AIの出力には誤りや古い情報が含まれることがある
  • 最新情報や専門的な内容は確認が必要
  • 著作権や商用利用条件に注意する必要がある
  • 個人情報や機密情報を入力してはいけない
  • AIを使えるだけでは十分な付加価値にならないことがある

生成AIは、それ自体が副業というよりも、文章作成、動画編集、資料作成、デザインなどを効率化するための道具です。

そのため、「AIに任せれば簡単に稼げる」と考えるのではなく、自分の専門知識、企画力、編集力などと組み合わせることが大切です。

本業で扱っている社内資料、顧客情報、個人情報、未公開情報、業務上のノウハウなどを、会社の許可なく生成AIサービスへ入力してはいけません。

勤務先が生成AIの利用ルールを定めている場合は、そのルールを必ず確認してください。無料版か有料版かにかかわらず、入力した情報の取り扱いや学習利用の設定を確認し、秘密保持義務や個人情報保護に反する使い方を避けましょう。

フリマアプリ

フリマアプリは、衣類、子ども用品、本、家電など、自宅にある不用品を個人間で販売する方法です。

スマートフォンがあれば始めやすく、初めて副収入を得る方法としても取り組みやすいのが特徴です。

フリマアプリの基本情報

  • 初期費用:0円から
  • 必要なもの:スマートフォン、梱包材
  • 作業場所:出品作業は在宅で可能
  • 収益化まで:商品が売れ、取引が完了した後

フリマアプリのメリット

  • 自宅の不用品を現金化できる
  • スマートフォンだけでも始められる
  • 比較的早く売上につながる可能性がある
  • 家の中を整理できる
  • 商品説明や価格設定など、販売の基本を学べる

フリマアプリのデメリット

  • 写真撮影、出品、梱包、発送の手間がかかる
  • 購入希望者とのやり取りが必要
  • 販売手数料や送料がかかる
  • 不用品がなくなると継続しにくい
  • 商品によってはなかなか売れない

フリマアプリは、できるだけ早く副収入を得たい人や、家の中を整理したい人に向いています。

ただし、自宅で使用していた不用品を売ることと、利益を得る目的で商品を仕入れて継続的に販売することは、法律上の扱いが異なります。

中古品を仕入れて営利目的で販売する場合は、原則として公安委員会の古物商許可が必要です。

新品として仕入れた商品、自分で製作した商品、海外から自分で輸入した商品などは、取引の内容によって取り扱いが異なる場合があります。

不用品販売の範囲を超えて継続的に販売する場合は、仕入れを始める前に、営業所を管轄する警察署などへ確認しましょう。

写真・イラスト販売

写真・イラスト販売は、自分で撮影した写真や制作したイラストを、素材販売サイトなどへ登録して販売する方法です。

購入者が広告、Webサイト、資料などで使える素材を探し、ダウンロードすると報酬が発生する仕組みがあります。

写真・イラスト販売の基本情報

  • 初期費用:0円から
  • 必要なもの:スマートフォン、カメラ、タブレット、パソコンなど
  • 作業場所:在宅で登録作業が可能
  • 収益化まで:素材が審査を通過し、購入された後

写真・イラスト販売のメリット

  • 趣味や得意なことを生かせる
  • 過去に登録した素材が後から売れる可能性がある
  • スマートフォンの写真でも登録できる場合がある
  • 自分のペースで素材を増やせる
  • 対面での顧客対応が少ない

写真・イラスト販売のデメリット

  • 登録しても必ず売れるとは限らない
  • 1件あたりの報酬が低い場合がある
  • 多くの素材を継続して登録する必要がある
  • サイトごとに審査基準や利用条件が異なる
  • 人物、建物、商標などの権利に注意が必要

写真やイラストを作ることが好きで、すぐに大きな収入を求めず、作品を少しずつ増やせる人に向いています。

子どもやほかの人が写っている写真を販売する場合は、本人の同意や肖像権への配慮が必要です。

また、商品のロゴ、キャラクター、店舗の内装、建物などが写っている場合も、販売素材として使用できるか確認しましょう。

アンケートモニター

アンケートモニターは、企業や調査会社が実施するアンケートに回答し、ポイントや謝礼を受け取る方法です。

スマートフォンで回答できるものが多く、通勤時間や待ち時間などのスキマ時間を使えます。

アンケートモニターの基本情報

  • 初期費用:0円
  • 必要なもの:スマートフォンまたはパソコン
  • 作業場所:在宅や外出先でも可能
  • 収益化まで:アンケート回答後

アンケートモニターのメリット

  • 特別なスキルがなくても始められる
  • スマートフォンだけで取り組める
  • 数分程度のスキマ時間を使える
  • 自分の都合に合わせて回答できる
  • 副業未経験者でも仕組みを理解しやすい

アンケートモニターのデメリット

  • 1件あたりの報酬が低いことが多い
  • まとまった収入を得るのは難しい
  • 回答できるアンケート数に限りがある
  • 登録先によって取り扱う個人情報が異なる
  • ポイント交換条件を確認する必要がある

アンケートモニターは、まとまった作業時間を確保しにくく、まずは少額から副収入を得てみたい人に向いています。

ただし、月1万~5万円の継続的な収入を目指す方法としては、効率がよくない場合があります。

副業の中心にするというよりも、通勤中や待ち時間を使った小遣い稼ぎとして考えるとよいでしょう。

ポイ活

ポイ活は、買い物、クレジットカードの利用、サービスの申し込み、アンケート回答などでポイントをためる方法です。

副業として紹介されることがありますが、実際には継続的な事業収入というより、家計の支出を抑える節約方法に近い面があります。

ポイ活の基本情報

  • 初期費用:0円
  • 必要なもの:スマートフォン
  • 作業場所:在宅や外出先でも可能
  • 収益化まで:利用条件を満たし、ポイントが付与された後

ポイ活のメリット

  • 特別なスキルがなくても始められる
  • 日常の買い物と組み合わせやすい
  • スマートフォンだけでも取り組める
  • 家計の節約につながる
  • スキマ時間を使える

ポイ活のデメリット

  • 継続的に大きく稼ぐのは難しい
  • ポイントの有効期限や交換条件がある
  • 不要な商品やサービスを契約すると支出が増える
  • 高還元案件には回数制限がある
  • 複数サービスを使うと管理が複雑になる

ポイ活は、収入を大きく増やす方法というより、日常生活の支出を少し減らしたい人に向いています。

ポイントを得るために必要のない商品やサービスを契約すると、獲得したポイント以上に支出が増えることがあります。

また、ポイント目当てで短期間に複数のクレジットカードやローンへ申し込むと、信用情報機関に申込情報が一定期間登録されます。

申込情報が登録されること自体は、返済の延滞などを示す事故情報ではありません。ただし、カード会社や金融機関は申込状況を含む信用情報を審査の参考にするため、短期間の多数の申込みが審査へ影響する可能性があります。

住宅ローンなどの申込みを予定している場合は、ポイントだけを目的とした不要なカード申込みを繰り返さない方が安心です。

普段利用するサービスに絞り、有効期限、年会費、解約条件なども確認したうえで利用しましょう。

共働きにおすすめの副業を目的別に比較

副業を10種類見ても、どれを選べばよいか迷う人も多いでしょう。

ここでは、重視する条件ごとに向いている副業を整理します。

できるだけ早く収入を得たい人

  • フリマアプリ
  • Webライター
  • オンライン事務・データ入力
  • スキル販売

自宅に売れる不用品がある場合は、フリマアプリが比較的早く収入につながりやすいでしょう。

継続的な収入を目指すなら、Webライターやオンライン事務など、作業に対して報酬が支払われる仕事を探す方法があります。

ただし、案件へ応募してもすぐに受注できるとは限りません。初心者のうちは、実績づくりに時間がかかる場合があります。

スマートフォンだけで始めたい人

  • アンケートモニター
  • ポイ活
  • フリマアプリ
  • 写真販売

スマートフォンだけで始めやすい副業は、初期費用を抑えられるのがメリットです。

一方で、入力作業、資料作成、長文の執筆などでは、パソコンを使った方が効率的な場合があります。

まずスマートフォンで試し、継続できそうであれば必要に応じて作業環境を整えましょう。

将来の収入源を育てたい人

  • ブログ運営
  • スキル販売
  • 写真・イラスト販売
  • AIを活用したコンテンツ制作

これらの副業は、すぐに大きな収益が発生しない一方、記事、作品、実績、評価などを積み上げられる可能性があります。

ただし、ストック型と呼ばれる副業でも、完全に放置して収入を得られるとは限りません。

情報の更新、商品の追加、購入者対応など、継続的な改善が必要です。

本業の経験を生かしたい人

  • スキル販売
  • Webライター
  • オンライン事務
  • AIを活用した資料作成

本業で身につけた経験を使える副業は、新しい分野を一から学ぶよりも始めやすい可能性があります。

例えば、経理、人事、IT、営業、資料作成などの経験がある場合、それぞれの専門知識を生かせる案件があります。

ただし、勤務先の資料、顧客情報、業務で作成したテンプレートなどを無断で使用してはいけません。

家事・育児と副業を両立するためのポイント

共働き家庭では、副業に使う時間を増やすほど、家事、育児、睡眠の時間が少なくなります。

副業を続けるためには、収益を得る方法だけでなく、家庭内での時間の使い方も考える必要があります。

夫婦で副業に使う時間を共有する

夫婦のどちらかが副業を始めると、その時間にもう一方が家事や育児を担うことがあります。

副業を始める前に、次のような内容を共有しておきましょう。

  • 副業に使う曜日と時間
  • 週に何時間程度取り組むか
  • 副業中の家事や育児を誰が担当するか
  • 収益が出ない期間をどの程度まで許容するか
  • 忙しくなった場合の見直し時期

家族の理解を得ないまま作業時間を増やすと、パートナーの負担や不満につながることがあります。

副業は個人の取り組みでも、生活への影響は家族全体に及ぶことを意識しましょう。

副業時間だけでなく家事・育児のタスクも見える化する

「平日の夜に1時間副業をする」と決めても、その時間帯に夕食の片付け、洗濯、子どもの寝かしつけなどが重なっていると、予定どおりに進まないことがあります。

副業の作業予定だけでなく、夫婦それぞれが担当している家事や育児も書き出してみましょう。

  • 食事の準備と片付け
  • 洗濯や掃除
  • 保育園・習い事の送迎
  • 宿題や翌日の準備
  • 入浴や寝かしつけ
  • 学校や保育園からの連絡確認

一方だけが副業時間を増やすのではなく、その時間に誰がどの家事や育児を担当するのかまで決めることが大切です。

毎日の目標ではなく週単位で考える

子育て中は、残業、学校行事、子どもの体調不良などによって、予定どおりに作業できない日があります。

毎日1時間と決めるよりも、「1週間で3時間取り組む」というように、週単位で調整できる目標にすると続けやすくなります。

短時間でできる作業と、まとまった時間が必要な作業を分けておくのもおすすめです。

  • 通勤中:情報収集、アイデア整理
  • 平日の夜:短い文章作成、連絡対応
  • 休日:動画編集、長文執筆、資料作成

睡眠時間を削りすぎない

副業の時間を確保するために、睡眠時間を毎日削るのはおすすめできません。

睡眠不足が続くと、本業のミス、体調不良、家族への負担につながる可能性があります。

副業による収入が増えても、健康を崩したり、本業へ悪影響が出たりしては続けられません。

あらかじめ作業終了時刻を決め、無理な納期の案件を引き受けないことが大切です。

時短家電や外部サービスは費用対効果で判断する

副業時間を増やすために、すべての家事を自分で効率化しようとすると、かえって負担が増えることがあります。

必要に応じて、次のような方法を取り入れるのも選択肢です。

  • 食洗機や自動調理家電を利用する
  • 食材宅配やミールキットを使う
  • 家事代行を利用する
  • ベビーシッターや一時預かりを利用する
  • 夫婦で家事の担当を見直す

副業のために家事代行、食材宅配、ベビーシッターなどを利用する場合は、副業収入だけでなく、家事負担や休息時間がどの程度改善されるかも含めて考えましょう。

例えば、1時間の副業で得られる報酬よりサービス料金の方が高くても、その時間を休息や家族との時間に使えるなら、家庭全体では利用する価値があるかもしれません。

反対に、副業収入を得るために高額なサービスを継続して利用し、家計が赤字になる場合は、作業量や副業の種類を見直す必要があります。

副業を始める前に確認したい注意点

勤務先の就業規則と申請手続きを確認する

副業を始める前に、勤務先の就業規則を確認しましょう。

会社によっては、副業を認めていても、事前の届出や許可を必要としている場合があります。

また、次のような場合には、副業が制限されることがあります。

  • 本業に支障が出る
  • 会社の秘密情報が漏れる可能性がある
  • 勤務先と競合する事業を行う
  • 会社の信用を損なう行為をする
  • 長時間労働によって健康に影響が出る

「会社に知られずに始められるか」よりも、まず勤務先のルールに沿って手続きを行うことが大切です。

本業の情報や顧客情報を持ち出さない

副業で本業の経験を生かす場合でも、会社のデータや顧客情報を使ってはいけません。

例えば、次のような行為は避けましょう。

  • 勤務先の顧客名簿を使う
  • 社内資料を副業用に流用する
  • 会社のパソコンやアカウントを使う
  • 本業の勤務時間中に副業をする
  • 社内の未公開情報を記事や資料へ記載する

副業用のパソコン、メールアドレス、保存場所などを分けておくと、情報管理がしやすくなります。

「誰でも簡単に稼げる」という勧誘に注意する

副業を探している人を対象に、高額な情報商材やサポート契約を勧めるケースがあります。

特に、仕事内容が明確でないまま、先に高額な費用を求められる場合は注意が必要です。

  • スマートフォンだけで必ず月50万円稼げる
  • 作業せずに自動で収入が入る
  • 先着限定なので今すぐ契約が必要
  • 借金してもすぐに回収できる
  • 家族や知人を勧誘すれば収入が増える

このような表現を見た場合は、その場で契約せず、運営会社、契約条件、解約方法などを確認しましょう。

売上・経費を記録し、領収書や電子データを保存する

副業を始めたら、少額であっても売上と経費を記録しておきましょう。

記録しておきたい主な項目は次のとおりです。

  • 報酬や売上が発生した日
  • 入金日と売上金額
  • サービスの販売手数料
  • 仕事に使った道具やソフトの費用
  • 通信費や消耗品費
  • 取引先、支払先、取引内容
  • 領収書、請求書、利用明細、取引履歴

紙で受け取った領収書や請求書だけでなく、メールに添付されたPDF、Webサイトからダウンロードした利用明細、オンラインショップの領収書なども整理して保存しましょう。

請求書や領収書などを電子データで受け取った場合は、電子帳簿保存法に基づき、一定の要件を満たした状態で電子データのまま保存する必要があります。

単に印刷して紙だけを残すのではなく、元の電子データも保存し、日付、取引先、金額などから確認できるようにしておきましょう。

副業専用の銀行口座やクレジットカードを用意すると、本業の給与や生活費と分けて管理しやすくなります。

企業から仕事を受注する場合はインボイス制度も確認する

Webライター、動画編集、オンライン事務などで企業から仕事を受注すると、取引先からインボイス(適格請求書)の発行可否を確認されることがあります。

ただし、副業を始めた人が必ずインボイス発行事業者へ登録しなければならないわけではありません。

インボイスを発行するには、税務署へ申請して適格請求書発行事業者の登録を受ける必要があります。免税事業者が登録すると、原則として消費税の申告や納税が必要になります。

取引先から登録を求められた場合でも、報酬額、取引条件、消費税の負担、経理作業の増加などを確認してから判断しましょう。

会社員の副業と税金・確定申告の基本

副業で収入を得た場合は、所得税や住民税の手続きが必要になることがあります。

副業の内容や本業の収入、ほかの所得や控除によって取り扱いが異なるため、ここでは基本的な考え方を紹介します。

「20万円」は売上ではなく所得で判定する

本業の給与について年末調整を受けている会社員は、副業による給与所得や、給与・退職所得以外の所得などが一定額を超えると、所得税の確定申告が必要になる場合があります。

よく知られている「20万円」という基準は、単純な売上金額ではなく、原則として収入から必要経費を差し引いた所得で考えます。

例えば、副業の売上が25万円あり、必要経費が8万円だった場合、所得は17万円です。

ただし、副業がパートやアルバイトなどの給与収入である場合や、医療費控除などのために確定申告をする場合などは、扱いが異なることがあります。

所得が20万円以下でも住民税の申告が必要な場合がある

副業の所得が20万円以下で、所得税の確定申告が不要となる場合でも、住民税の申告が必要になることがあります。

所得税の確定申告に関する20万円の基準は、住民税にもそのまま適用されるわけではありません。

手続き方法は自治体によって異なるため、居住地の市区町村へ確認しましょう。

普通徴収を選んでも勤務先に知られないとは限らない

副業に関する住民税を自分で納付する方法として、確定申告などで「自分で納付」を選択する方法が案内されることがあります。

ただし、すべての副業収入について、必ず本業分と分けて普通徴収にできるわけではありません。

特に、パートやアルバイトなど、副業先から給与を受け取る給与所得については、自治体の取り扱いにより、本業の給与と合算して特別徴収になる場合があります。

一方、事業所得や雑所得など、給与・公的年金等以外の所得については、普通徴収を選択できる場合がありますが、最終的な取り扱いは自治体によって異なります。

また、副業が勤務先に知られる理由は、住民税だけではありません。

  • 同僚や知人に副業のことを話した
  • SNSやブログの情報から本人が特定された
  • 本業の勤務時間中に副業の連絡や作業をしていた
  • 副業の取引先が勤務先と関係していた
  • 勤務先で必要な届出や許可を受けていなかった

「普通徴収を選べば絶対に勤務先へ知られない」とは考えず、まずは就業規則と勤務先の申請手続きを確認しましょう。

住民税の徴収方法について不明な点がある場合は、居住地の市区町村へ確認してください。

副業の種類によって所得区分が異なる

副業による収入は、内容によって給与所得、事業所得、雑所得などに分かれる可能性があります。

すべての副業収入が一律に雑所得になるわけではありません。

継続性、独立性、帳簿の保存状況、活動規模など、さまざまな事情によって判断されます。

自分で判断するのが難しい場合は、税務署や税理士へ確認しましょう。

税金に関する注意

この記事は、会社員の副業に関する一般的な情報をまとめたものです。個別の申告要否や所得区分は、収入状況や副業の内容によって異なります。最新情報は国税庁や居住地の自治体で確認してください。

共働きの副業に関するよくある質問

初心者が最初に月1万円を目指しやすい副業は?

自宅に売れる不用品がある場合は、フリマアプリが比較的早く収入につながりやすいでしょう。

ただし、不用品販売は継続性が低いため、毎月安定して月1万円を目指すなら、Webライター、オンライン事務、スキル販売なども候補になります。

どの副業でも必ず月1万円稼げるわけではなく、経験や作業時間、案件の有無によって結果は異なります。

スマートフォンだけでできる副業はある?

アンケートモニター、ポイ活、フリマアプリ、写真販売などは、スマートフォンだけでも始められます。

ただし、長文の作成、資料作成、動画編集、複数の案件管理などでは、パソコンを使った方が作業しやすい場合があります。

副業に使う時間は週何時間が目安?

必要な時間は、副業の内容や目標金額によって異なります。

最初は週2~5時間程度から試し、本業、家事、育児、睡眠への影響を確認しながら調整するとよいでしょう。

最初から毎日長時間取り組むよりも、無理なく続けられる時間を見つけることが大切です。

副業の所得が20万円以下なら申告は不要?

所得税の確定申告が不要になる場合でも、住民税の申告が必要になることがあります。

また、医療費控除などで所得税の確定申告をする場合は、副業所得も含めて申告する必要があります。

申告が必要か迷う場合は、税務署や自治体へ確認しましょう。

育児中でも続けやすい副業は?

育児中は、作業を途中で中断しやすく、時間を自分で調整できる副業が向いています。

例えば、ブログ、フリマアプリ、写真販売、アンケートモニターなどは、比較的自分のペースで取り組みやすいでしょう。

一方、オンライン会議や顧客対応の時間が決まっている仕事は、子どもの体調不良時に調整が難しい場合があります。

夫婦で一緒に副業をしてもよい?

夫婦で役割を分担して副業に取り組むこともできます。

例えば、一方が記事や商品を作り、もう一方が画像作成や経理を担当する方法があります。

ただし、契約者、報酬を受け取る人、口座、経費、収入の帰属を曖昧にすると、後から管理が難しくなります。

誰が仕事を受注し、誰の所得になるのかを明確にしておきましょう。

投資は副業に含まれる?

投資は、商品やサービスを提供して報酬を得る一般的な副業とは異なり、資産形成の一つです。

そのため、この記事の副業10選には含めていません。

副業で得た収入の使い道として、生活防衛資金を確保したうえで、NISAなどを活用した長期的な資産形成を検討する方法はあります。

ただし、投資には元本割れのリスクがあるため、副業収入が得られたからといって、必ず利益が出るわけではありません。

まとめ|共働きの副業は収益額より続けやすさで選ぼう

共働きの会社員が副業を選ぶときは、稼げる金額だけでなく、本業や家事、育児と両立できるかを確認することが大切です。

今回紹介した副業には、それぞれ次のような特徴があります。

  • 早く収入を得たい:フリマアプリ、Webライター、オンライン事務
  • スマートフォンで始めたい:アンケートモニター、ポイ活、フリマアプリ
  • 将来の収入源を育てたい:ブログ、スキル販売、写真・イラスト販売
  • 本業の経験を生かしたい:オンライン事務、Webライター、スキル販売
  • 新しいスキルを身につけたい:動画編集、AIを活用したコンテンツ制作

誰にでも共通する「一番おすすめの副業」があるわけではありません。

まずは、1週間に使える時間、初期費用、収入を得たい時期、自分の得意なことを整理してみましょう。

最初から高額な機材や教材を購入せず、無料または少額で試し、続けられそうな副業を選ぶのがおすすめです。

また、副業を始める前には勤務先の就業規則を確認し、売上や経費の記録も忘れないようにしましょう。

副業は、生活や睡眠を犠牲にして短期間で稼ぐことよりも、無理のない方法で長く続けることが重要です。

参考資料

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