ランドセルはいつ買う?ラン活は何月から始める?購入時期・スケジュールを解説【2027年度版】

ランドセルはいつ買う?ラン活の開始時期や購入スケジュールを解説したアイキャッチ画像。男の子向け・女の子向けのランドセルを掲載。 ランドセル

「ランドセルって、いつ買えばいいの?」

「SNSを見ると、年中からラン活を始めないと間に合わないと書かれていて焦る……」

初めて小学校入学を迎える家庭では、ランドセルをいつから探し始め、何月までに購入すればよいのか迷うことも多いのではないでしょうか。

最近はランドセル選びを「ラン活」と呼び、年中のうちからカタログを取り寄せたり、展示会を予約したりする家庭もあります。一方で、一般的なランドセルを購入する場合、本当に年中から急いで動く必要があるのでしょうか。

結論からいうと、一般的なメーカーのランドセルであれば、年長の春から夏(4月〜8月)に購入する家庭が多く、この時期からでも十分に間に合います。

年中のうちから本格的に動いた方がよいのは、一部の人気工房系ブランドや数量限定モデル、特定のカラーを希望している場合が中心です。

この記事では、ランドセル工業会や主要メーカーが公表している情報をもとに、2027年度入学に向けたラン活のスケジュールを解説します。

「ラン活に乗り遅れたかもしれない」「今からでは間に合わないのでは」と不安に感じている方も、家庭に合った購入時期を考える参考にしてください。

ランドセルはいつ買う?多くの家庭は年長の春〜夏に購入

一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会の「ランドセル購入に関する調査2026年」によると、ランドセルの購入を検討し始めた時期で最も多かったのは、入学前年にあたる年長の4月でした。

実際にランドセルの購入を決定した時期には、大きく分けて次の2つのピークがあります。

  • 第1のピーク:5月ごろ(ゴールデンウィーク)
  • 第2のピーク:7〜8月ごろ(夏休み)

ゴールデンウィークや夏休みには、店舗や展示会へ行きやすく、祖父母と一緒に選ぶ家庭も増えます。そのため、年長になってからランドセルを検討し、春から夏に購入する流れが一般的です。

つまり、「年中のうちに購入しないとラン活に乗り遅れる」「年長になってからでは間に合わない」というわけではありません。

近年はラン活の早期化が話題になりますが、早めに購入する家庭の中には、次のような明確な希望があるケースも含まれています。

  • 特定の工房系ブランドを購入したい
  • 数量限定モデルを希望している
  • 限定カラーやコラボモデルを選びたい
  • コードバンなどの希少な素材にこだわりたい

特定の商品に強いこだわりがなく、大手メーカーの定番モデルから選ぶ場合は、年長の春から夏でも十分な選択肢があります。

ラン活はいつから始める?おすすめの年間スケジュール

ラン活は、早く始めれば始めるほどよいとは限りません。

「情報収集が始まる時期」と「実際に購入する時期」を分けて考えると、ラン活の流れが分かりやすくなります。

時期やることの目安
年中の冬
12月〜1月ごろ
メーカーの情報公開、カタログ請求、気になるブランドの情報収集
年長になる前後
2月〜4月ごろ
新作モデルの発表、予約受付開始、店舗や展示会の確認
年長の春〜夏
5月〜8月ごろ
店舗や展示会で試着、比較、購入
年長の秋以降
9月〜
定番モデルや在庫品の購入、型落ち・アウトレットの検討
入学直前
1月〜3月ごろ
量販店やネットショップで在庫のある商品を購入

年中の冬(12月〜1月ごろ):情報収集を始める時期

年中の12月から1月ごろになると、メーカーが次年度モデルの情報を公開し始めます。

この段階では、まだ正式な販売や予約受付が始まっていないメーカーもあります。主に行われるのは、次のような情報公開です。

  • 次年度モデルの予告
  • カタログ請求の受付
  • 展示会スケジュールの告知
  • メールマガジンや会員登録の受付

年中の冬は、ランドセルを購入する時期というより、どのようなメーカーや商品があるのかを知る時期と考えるとよいでしょう。

気になるメーカーのカタログを数社分取り寄せて、親子で眺める程度でも十分です。

年長になる前後(2月〜4月ごろ):新作発表・予約開始

2月から4月ごろになると、多くのメーカーで最新モデルの発表や販売、予約受付が始まります。

2027年度入学向けモデルでは、次のような主要メーカーが2026年1月末から2月ごろに販売を開始しています。

  • セイバン(天使のはね)
  • フィットちゃん
  • ふわりぃ
  • 池田屋
  • 土屋鞄製造所

メーカーによっては、年中の冬にカタログ請求や情報公開が始まり、その後、年長になる前後に正式な予約受付が始まります。

「情報が公開される時期」と「購入できる時期」は同じではないため、カタログ請求が始まったからといって、すぐに購入を決める必要はありません。

ただし、工房系ブランドの人気モデルや限定商品を希望している場合は、この時期に販売日や展示会の日程を確認しておくと安心です。

年長の春〜夏(5月〜8月ごろ):購入する家庭が多い時期

5月から8月ごろは、ランドセルを購入する家庭が特に多い時期です。

ゴールデンウィークや夏休みを利用して、店舗へ行ったり、展示会へ参加したりする家庭が増えます。

ランドセルは、カタログやインターネットで見ただけでは、実際の色味や背負い心地が分かりにくい商品です。可能であれば、子どもが実際に背負って確認しましょう。

試着するときは、次の点を確認します。

  • 肩ベルトが体に合っているか
  • 背負ったときに重く感じすぎないか
  • ランドセルが背中から離れすぎていないか
  • 金具やロックを子どもが自分で扱えるか
  • 子どもが無理なく背負ったり下ろしたりできるか

特定の工房系ブランドや限定モデルにこだわらない場合は、この時期から比較を始めても遅くありません。

年長の秋以降(9月〜):定番モデルなら購入可能

夏を過ぎても、ランドセルは購入できます。

ただし、9月以降になると、人気モデルや一部のカラーから順番に受付を終了し、春や夏に比べると選択肢が少なくなる場合があります。

秋以降の購入が向いているのは、次のような家庭です。

  • 特定のブランドやカラーに強いこだわりがない
  • 子どもの好みが固まるまで待ちたい
  • 型落ちモデルやアウトレット商品も検討したい
  • 最新モデルにこだわらず、安く購入したい

「このブランドのこの色がよい」と決まっている場合は夏ごろまでに購入した方が安心ですが、定番カラーや在庫のあるモデルであれば、秋以降でも見つけられる可能性があります。

ランドセルはいつ届く?納期と保管の注意点

ランドセルは注文してから手元に届くまでに、約1ヶ月〜8ヶ月程度と大きな幅があります。

  • 早く届くケース: 年長の春(2月〜4月)など早い時期に注文した場合、製造が早く終わった分は初夏から夏(5月〜8月頃)に届くことがあります。
  • 時間がかかるケース: 職人が手作業で仕立てる工房系ブランドや、完全受注生産のモデルなどは、注文からお届けまで半年以上かかり、秋から翌年の1月〜3月頃に届くことも珍しくありません。

どちらの場合も入学式にはしっかりと間に合うよう手配されますが、注文時に「お届け予定時期」を必ず確認しておきましょう。

届いたあとの置き場所を考えておこう

「入学直前に届くと思っていたら、秋口に届いてしまい、半年近く置き場所に困った」というのは先輩パパ・ママからよく聞く失敗談です。ランドセルは箱に入った状態だと意外と場所を取るため、事前にクローゼットや押し入れなどに収納スペースを確保しておくと安心です。

入学直前でもランドセルは買える?「間に合わない」と焦らなくてよい理由

年長の秋や冬になってから、「ラン活に乗り遅れた」「今からでは入学に間に合わないかもしれない」と不安になる方もいるかもしれません。

しかし、ランドセルは入学直前でも購入できる場合があります。

メーカーの公式オンラインストアでは販売を終了していても、次のような場所に在庫が残っていることがあります。

  • 百貨店やショッピングモール
  • イオンなどの量販店
  • ランドセル専門店の店頭在庫
  • Amazonや楽天市場などのネットショップ
  • メーカー公式のアウトレットページ

店頭やネットショップで「在庫あり」と表示されている商品であれば、数日から1週間程度で届くこともあります。

実際に、年が明けてメーカー公式サイトで希望するモデルの販売が終了していても、量販店やAmazonなどのネットショップで在庫を見つけられるケースがあります。

ただし、入学直前になるほど、モデルやカラーの選択肢は少なくなります。購入を遅らせる場合は、「選択肢が限られても問題ないか」を考えておきましょう。

ランドセルを安く買うなら型落ち・アウトレットも選択肢

ランドセルを安く買う方法として、型落ちモデルやアウトレット商品を選ぶ方法があります。

ランドセルは毎年新しいモデルが発売されますが、前年モデルとの違いがカラーや細かなデザイン変更だけという場合もあります。

最新モデルにこだわらなければ、秋から冬にかけて割引価格で購入できることがあります。

型落ちやアウトレットを選ぶ場合は、次の点を確認しましょう。

  • 6年間保証の対象になるか
  • 傷や汚れなどがある商品か
  • 返品や交換ができるか
  • 販売元が信頼できる店舗か
  • 古すぎるモデルではないか

単に価格だけで選ぶのではなく、保証内容や商品の状態を確認したうえで購入することが大切です。


参考資料・出典一覧

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